<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 優しくなりたい | main | 殿と黒装束4 大技編 >>

スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    スポンサードリンク * - * * - * - * - -

    ロストバージン

    0

      お受験というやつを経て、私はわりと有名私立、聖天女学園に小・中・高・大と通い続けてきた。
      自分で言うのもなんだかそんなに容姿はわりと良いほうだと思う。とはいっても清楚さに少々欠ける風貌らしく、とくにそうやましいことをしているわけでもないのに中学の頃から「遊んでそうな女」ランキングで上位をキープしてきた。実に不名誉だが、まあそんなキャラ付けも笑えるネタなら良いかとやってきた。

      気が付けば22歳。そのキャラが災いし、私は乙女のままだった。純潔の乙女、ああ、これだけ言えば少し清楚かも、もしくはちょっぴり痛い人かも。それはどうでもいい、わかりづらいならハッキリ言おう。ぶっちゃけ処女なのである。

      遊んでそう遊んでそうと言われ続けること6、7年。シモネタは嫌いじゃないし、エロ本やらエロビデオが嫌いなわけでもない。
      どちらかといえば笑える程度ならシモネタは好ましいというか、むしろ大好きだし、興味でエロビデオなんていうのも友達とよく見たりもした。だけれども小学校の時から私の周りはつねに女子だけなのだ。

      男子との接点ゼロ。

      自慢ではないが私のうちはお金持ちだ。そして私は小学校の頃から家に帰るとわりときちんと予習復習をしてきたせいか成績も上から数えたほうがだいぶ早い。自分という存在にある程度の自信を持っている。それゆえに塾に行く必要もなく、バイトはしなくても両親からの仕送りだけで何も問題なく暮らしていける。

      キャラ付けが派手なのと反比例して地味な生活をしている派手な性格な女なわけだ。

      しかし、周りの友達は、中、高校の時塾で、バイトで、あるいは合コンで、ちゃっかりしっかり彼氏を作り、ガッチリバッチリ脱処女を遂げているのだ。
      こともあろうことに、彼女らは18,19の時ぐらいに私に向かって「ちょっと遅めだけど20前で大人になれたよ」なんて恥ずかしそうに言うのだ。

      私は性格上、自分のことは語らず「そうなん?どうだった?痛かったべ?」なんて、その後、やけにありあまるシモネタを返したあげく、

      「香奈子みたくまだそんな凄いことはしてないよ」と顔を赤らめてシャットダウンされる始末。

      あんたらの方が私に事を言わせぬ先制パンチをくれてるんだっ と叫びたい。
      派手な顔にキャラで「絶対に遊んでる」と思われた手前、今更「私実はまだヤったことないんですぅ☆」とも言えず。言って引かれたらどうしようと思う反面、日々耳にするあっちこっちでのろけ話に対して知識だけのシモネタを叩き返すには少々辛すぎるようになってきたたある日、私は小学校の頃からの親友、恵里にとうとう自分が初体験がまだであることを今日、とうとう告げたのだ。
      最近見つけたショットバーでジンライムをイッキに飲み干した勢いで思い切って言った私に対して親友は笑いながらこう言った。

      「またまたー」

      しかも最初にコイツふきやがった。ぶーって!

      こんなに真剣に、しかも勇気をふりしぼった私に対してその反応かっ!
      私の怒りは頂点を極めた、そして思わずこういった。

      「だよねーあはははははは」

      「この前もカッコイイ子と街歩いてたじゃーん」

      「見られてたかー、こりゃ言い訳できねぇなぁ、あはははは」

      ありゃイトコだ。しかもヤツは三人掛け持ち彼女持ちだ
      誰か!誰か泣いている私の背中を見てくれ!出来ればいい男が後ろからその背中を抱きしめてくれ!もうそれなら初対面だろうがなんだろうがホテルでもなんでも行ってやる!

      どんだけ病んでるんだ私は。

      出会いのためにバイトを始めるというのもなんだがこのさい社会勉強の一環も兼ねてバイトを初めても良い。それともサチに、あくまで交友関係の広がりを求めて合コンを組んで貰っても良い、言い訳は色々強引に付けるとしてもとにかくとりあえず男と出会いたいっ コレだ。

      最終電車の途中で電車を降りて恵里と別れる。酒は弱い方ではないが今日は勢い良く飲み過ぎた、かなりキている。飲み会があればいつも介抱役に回っていて気が張ってなかなか酔わないものの、一部を除いては一番気の許せる恵里と飲んだだけあって酒がかつて無いほど回っている。足下が軽くふらつくは恵里と別れて気が抜けたその瞬間からだいぶ気分も悪い。
      これは無理だ、女として、乙女としてあるまじき行為だが、もう無理・・・
      その時視界に入ったのは帰宅途中にいつも通る橋車通りもろくにないクセにやけに広い車線に疑問を抱くが今はそれどころではない。私は、私は、

      橋げたの下の川に住んでいるお魚達によく噛み砕いたエサを与えたい。う・・うぇ、お、お・・(中略)

      橋を越えたところにある自販機で水を買い口をゆすいでぺっと川に二・三出す。やけに疲労感にさいなまれて家に戻ろうと数歩あるいて水を買った自販機にもたれかかりズルズルと座り込んでしまった。

      こんなひとり切なく魚にエサを半ば口移しで行うような女に彼氏なんて出来るものかと切なくなる。見上げた東京のはじっこの空はわりと星が綺麗に見えていた。昨日までの雨がウソのように今日は良く晴れていた。三日雨続きだったせいかまだ水たまりはところどころに残っているが今、私がぺたんと尻をついているところはすっかり乾いている。

      ふと高校の時の体験学習を思い出す。自然を肌で感じようと学校側の企画にブーたれながら言ったモノの、山の上から見る澄み切った空気に咲く星はまるで海。こんなにも星があったのかと怖いぐらい綺麗なその光景に私は鳥肌がたったものだ。

      それと比べれば大した星空ではないけれども、東京で星が見えると何故かほっとする。深く吐いた息が白い。そろそろ12月。22年、もういい加減寂しさにも慣れそうな季節がやってきたものだ。

      物思いにふけながら夜空を眺めていると、一瞬視界の右隅で少し強く光ったと思った星が左に流れていった。流れ星だ!

      「男、男、男!」

      我ながら駄目過ぎる、駄目すぎるけどもはや神だろうが悪魔だろうが祈ってやる。
      刹那目の前にヘッドライトが横切り、水しぶきが上がった。横切った車が水たまりを跳ね上げたのだ、座り込んでいる私はよけるすべもなく頭から泥水を被る。

      ・・・・死のう。

      絶望的な気分だ。吐いたとはいえまだ酔いは残っている。今ならくたばっても痛かったり苦しかったりはそんなにはすまい。もういい、川から落ちて死のう。
      ヨレヨレとまた橋まで歩きヒールを脱いで川の下を眺める。寒そうなのはいいがそれよりなによりどうせ飛び込むぐらいならここで撒き餌をすることもなかったなと嫌な後悔する。
      まあいい。死んでしまえば綺麗だろうが汚かろうが関係ない。ものは試しだ死んでみよう。何か違う気がするけどヤケであった。

      「やめろーー!!!」

      え?

      背後から凄い勢いで走ってくる片足を手すりの上に乗っけた私の横を飛び越えて川に落ちていく誰か・・・おーい?

      片足を下ろした変わりに身を乗り出して下を覗き込む、声の調子から男性だということはわかった人影が川から顔を出したり引っ込めたりするのがかろうじて見える。えーと、えーと。

      「タスケテー」

      大変だーーーー!!!

      慌てて横の石段から土手を下り都合良く落ちてたロープを川に投げ込み引き上げる。なんだかしらないが人間必死になると普段よりだいぶ力が出るようだ。

      ぜぃぜぃと荒い息をする彼。だが二・三度咳き込んだあと「あーあー」と発声練習のようなことをする。私はどうしたらいいんだ。と見守っているとキッと凛とした視線で正面からいきなり見据えられた。

      「駄目じゃないか!命を粗末にしちゃあ!」

      飛び込んだのは貴女で私は未遂!?というか熱いっ

      「あ、えと、ごめんなさい、えと、止めようとしてくれたんですか?」

      実際にびっくりし過ぎて死ぬ気はいっきにぶっとんだが。

      「当たり前だろう!目の前で死のうとしてる人間がいて見過ごせるわけがないだろう」

      熱い、どこまでも熱いがとにかく川に飛び込むほど見たこともない私を助けようとするなんてなんて善人だ。そんな善人にはせめて貴方の飛び込んだ川は私のゲロまみれでしたよとか真実を伝えることをやめよう。
      よく見ると結構男前、ずぶ濡れなのもそれなりセクシー、ああ、だけど私だけの真実ビジョンではゲロまみれ。ごめんなさいごめんなさい。

      「すいません、あの、良かったらうちでお風呂入りませんか。すぐソコなんですけど。差し支えなければ今の服を洗濯させてもらって泊まっていってもらいたいんですけど」

      どこまでも罪悪感から来るせめてもの償いだ。もはや男がどうとかはすっとんでいる。

      しかし、それまで険しかった彼の顔が一瞬で緩む。

      「え・・・いいのかい?それは助かるけど・・・あの。女の子のひとり暮らしとかだよね?」

      「まあ・・そうですけど。」

      「会ったばっかりのヒトとか泊めたりしたら、やっぱり危ないし」

      「危ないヒトなんですか?」

      「いや、決してそんなことは・・・」

      話を聞いてみるとどうやら彼は終電を逃してぷらぷらしていたところ、ちょうど私が飛び込みそうなのを見つけたらしい。その前から見られていなかったことが何よりも救いだ。そんなわけで泊まる宿がなく困っていたところへ申し出だったらしい。そんなことになって私は今部屋にいる。彼はというと・・・

      コンビニで待っている。

      ホントならすぐにでもお風呂に入れてあげたいんですけどね、でもね、でもね、女のひとり暮らしはわりと、ホラ、自堕落になることも多いじゃないですか。

      そんなわけでプチ掃除をしないといけないわけなんですよ。そしたら10分ぐらい待って貰わなきゃいけないでしょ?そんなわけで脱ぎ捨てた服達をクローゼットに可能な限り早く綺麗目に、例え世の常識で綺麗でないと言われても私は綺麗と言い張るぐらいでつっこみ、フローリングの床にざっと掃除機をかける。エアコンを強にして。ふと自分のそういう姿に気付く。

      ああ、彼氏とかを連れてくるときはこういう事をみんなしているのだろうな。
      やけに新鮮な思いにとらわれる。

      いそがなきゃ。スニーカーを履いてコンビニに走る。あんな格好でいつまでも待たせるわけにもいかない。徒歩3分のコンビニに息がきれるぐらい頑張って走り店内に入ると、そこには凄い彼がいた。

      ずぶ濡れのまんま他の客や店員の視線も意に介せずジャ○プ立ち読みしちょるっ。漢(おとこ)だっ!
      やばい、ズキューン来た。ときめきっていうか笑いのツボ。ウケル。ああ、いけない命の恩人なのに。
      私は少しうつむいて。というか笑いを堪えて彼に近づき声をかける。

      「遅くなってゴメン、準備出来たよ」

      彼は意外にも嬉しそうに私のほうを振り向いて微笑んだ。やばい、顔だけ見たらイケ面だ。イケ面の変人だ。これはひょっとしたらひょっとするかもしれない。そういえば死を決意した直前に流れ星に願い事を目を血走らせながらしたんだっけか。もしかしてお星様がくれた運命の王子様!?なんて乙女な私☆

      キャラがおかしい。

      彼はバスタイム、よく考えたら私も酒のニオイをぷんぷんさせているとはいえドブ川に落ちた(半ば落とした)人を優先は人としてさせるべきだと思う。それにしても今更ながら緊張する。1LDKで部屋からはどうやっても風呂場は見えないが覗こうと思えば覗けるところに、初、男の裸体がそこにある。しかもイケ面。
      ヤッたことはなくとも知識は豊富。どこまでも痛い臭全開ではあるものの妄想は果てしなく膨らみ続ける。
      今夜こそ脱処女かっ!?脱彼氏いない歴人生なのかっ!?

      ひとりで大興奮しているとシャワーの音が止む。どうしよう、脱いで待ってようかしら、でもまだ私シャワー入ってないしって、ああ、でも今日の下着の色彼の好みと合わなかったらって先走りすぎだ私。
      自分にツッコミながら待っていると上半身裸(ら)の私のジャージのズボンがつんつるてんになってはいている彼が現れた。キャー!微妙。

      「川に落ちて汚いのに風呂借りちゃってごめんね」

      「やあ、いいんですよ。私が落としちゃったようなものだし」

      「確かに」

      そんなことないですよ、ぐらいの優しさは欲しいよキミ。いいんだ。現実なんてそんなものだ。

      「じゃあ私もシャワー浴びるね」

      とぼとぼと立ち上がって歩こうとすると「あのさ」と声をかけられた振り向くと「ああ」と漏らし、彼は続けてこういった。

      「暗がりで良くわからなかったけど明るいところで見るとやっぱり綺麗だね」

      イケる!

      私は「ありがとう☆」なんて照れた風を装いながら心の中でガッツポーズ、むしろ祭りを開催した。ワショーイ。
      入念に体を洗う。は、そういえばカカトの角質もだいぶたまっていたようなっ、軽石で処理しなくては・・・あ、ココの無駄毛が処理してないっ、寒くなると油断しがちなんだよねぇ・・・
      風呂をあがり体の水分をがっちりふき取る、そのかわりに化粧水と乳液で肌の張りを整える。なるべくナチュラルに見えるようにメイクを無難にこなし。鏡の前の自分と向かい合い・・・

      「キマッた・・・」

      時としてナルシストになることも必要だ。しかし今回のメイクは気合いのノリが違う。ナチュラル、なおかつ隙のないお肌を演出。完璧だ。

      昨日まで一生つける機会がないんじゃないかと思っていた勝負下着にを身につけて、がっついてるように見えないように、ちょっと地味目のジャージを着て。
      イナカのお父さん、お母さん。今夜・・・香奈子は、・・・香奈子は・・・抱かれますっ!!!

      ドアの向こうから聞こえるテレビの音。行きずりとはいえイケ面。ひょっとしたらこれから交友関係もぐっと深まる、かもしれない。そのためにはまず一発っ、間違ってるとか、言われなくてもわかってる。でも私はヤるの。もうヤる気まんまんなのっ
      深呼吸を一度して、違和感のないようにあくまで冷静を装ってドアを開く。

      「おまたせー」

      「ぐー」

      「もう、寝たふりなんかしても駄目だぞ☆」

      「ぐー」

      「もー☆先に寝ちゃったの?せっかちさん♪」

      「ぐー」

      「今日は勝負下着なんだぞ☆ホーラ☆」

      「ぐー」

      オウチカエル

      飲み会のあと終電逃したらそりゃ眠くもなるわな。行水までして疲れただろうし。ああ、それにしても聞いた話によると二個上らしいのに、なんて可愛い寝顔。襲っても良いものか。これは、据え膳かっ 据え膳食わぬは男の恥!いただきますっていいのかっ

      ってあたい女だーーーー

      しまった盲点。
      そんなボケを一晩中やってるわけにもいかない。ひとのベッドで実に気持ちよさそうに寝息をたてる、むしろいびきをかく彼。
      てか布団を全部下に敷いて寝る彼。
      私の布団がない。いいし、私強い子だから耐えるし。
      しかし、その直後私の脳裏に稲妻が落ちるごとくアイデアが閃く。
      おもむろに私はジャージを脱ぎ捨て、そしてブラまで外す、そして、彼の入っている布団に強引に入り込み。朝を待つっ

      「はっ!?ここはどこだ?俺はなんでこんなところに・・・き、キミは!?」

      「え!?昨日あんなに激しい夜を過ごしたのに何も覚えていないって言うの!?」

      「や。お、俺も酔っていたし、いまいち記憶が曖昧で・・・」

      「酷い!綺麗っていいたのに、誰でも良かったのね!」

      「いや、そ、そういうわけでは・・・」

      「いいの」

      「え。」

      「覚えてないならいいの、だから」

      「・・・だから?」

      「もう一回・・・しよ?」

      −妄想終了−
      ・・・・・・コレだーーー!!!
      もうお姉さん鼻血が出そうだ。真横で寝息をたてる彼の横顔にヨダレがたれんばかりの笑顔で眺め布団に潜り込む。勝負は朝だ。よーし、そうとわかったらさっそく寝よう。寝よ・・・寝・・・

      寝られない。凄いドキドキしちゃってるんですけど。
      1.ときめき
      2.乙女
      3.大興奮(鼻血もの)

      3でファイナルアンサー。

      正解。

      なかなか寝付けないまま、明日の妄想をかきたててはこだわって買った少し広めのベッドの中で小さく身を揺らしたりする。
      作戦に抜かりはない、香奈子ファイト!

      ・・・・

      私はコップいっぱいの水を飲み干した。台所の曇り窓から零れてくる朝日が眩しい。朝日と言うよりはもう昼の光なのだろう。そういえば起きてからまだ時計を見ていない。
      私は今、下着一枚だけで何も身につけていない。後ろの部屋からは何か言っている男の声が聞こえる。コップを置いて私は大きく息を吐く。

      終わった。

      作戦だけ。
      目が覚めたらすでに部屋には誰もいなかった。残し書きのメモにはこう書いてあった

      『一晩泊めてくれてありがとう。洗濯してくれた服まだ乾いてなかったけど着て帰ります。あと、そろそろ冬場になるので裸で寝ないほうが良いと思いますよ。それではまた縁があったらどこかで』

      起こせよ。

      そういえば昔から一度寝たら起きなくて有名な私であった。そもそも朝が勝負なんていう作戦からして無謀であったのだ。ひょっとしたら彼は起こしたかもしれない、起きないのをいいことに私を私を、キャ☆
      ありえない。痛くもなんともないし。
      延々と通販商品の説明をしている暑苦しい男の顔の映るテレビを消して、携帯に手を伸ばした。

      「もしもし、サチ?わったっしー。今度さ、合コンセッティングしてよ。本気本気、ばっかー彼氏なんていないってー、そろそろクリスマスだしさ。うん、でね・・」

      運命の王子様なんてそうそう降ってこないようだ。

      It continues to next time......

      天寺英太郎 * 短編テキスト * 05:29 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

      スポンサーサイト

      0
        スポンサードリンク * - * 05:29 * - * - * - -

        コメント

        コメントする









        トラックバック

        このページの先頭へ