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    殿と黒装束10 ゴザル危うしの編

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      「いやぁ、夏と言ったらコレに尽きるでゴザルなぁ」

      あいも変わらず変な語尾を付けながら、ウチで飼っている年中黒装束の男。通称忍者気取りは醤油をかけてシャクシャクと幸せそうにかき氷を食っている・・・

      「なあ、忍者気取り。ソレはどこの故郷の風習なんだ」

      「拙者オリジナルでゴザルよ!晩御飯ゆえ、甘いのはオカシイでゴザロう?」

      「かき氷に醤油をかけることにオカシイという観点はないのか」

      「・・・・は!・・・・あ、でも、アレでゴザル。発明とはいつも最初は認められないモノでゴザルよ」

      めげない子だ。

      「それで美味いのか」

      「醤油の味しかしないでゴザル!」

      かき氷も食っていないのになんで頭が痛いんだろう。

      「・・・・そうか、ところで俺は思ったことがあるのだが」

      「なんでゴザル?」

      「そのゴザルという語尾はいつになったら取れるんだ」

      「何か不都合でゴザルか?」

      「不都合といえばお前がこの世に存在していることが不都合なのだが」
      「ヒドイでゴザル、でもそんな殿が、拙者は、、」

      「夏場にあまりゴザルゴザルという余計な語尾が続くのもなんとなく暑苦しい気がするんだ」

      「せめてボケぐらいは最後まで言わせて欲しいでゴザル。ともすれど言われてみればそんな気もするでゴザルな。では新しい語尾を考えるでゴザル。」

      意外にも前向きに取り込む様子。

      「語尾にはどんな意味とかあるのか」

      「マイブームでゴザル。あと忍者っぽさを全面に押し出した表現でゴザルよ!」

      「間違ってもホンモノの忍者はゴザルとか言わんと思うぞ」

      「そんなことないでゴザル!拙者のこのバイブル(聖書)に出てくる忍者もゴザルと言っているでゴザルよ」

      「ほほう。藤子不○雄大先生の・・・って漫画かーーーーーーーー!」

      「殿のノリツッコミもキレが良くなってきたでゴザルな」
      満足そうに頷く忍者気取り、

      嬉しくない。

      「まあ、とにかく語尾だ。」

      「ニンニンとかどうでゴザルか!」

      「じゃあ、同じセリフをゴザルをニンニンに変えていってみなよ」

      「ニンニンとかどうでニンニンか!ニンニクを買ってくるでニンニンよ!わあ、めちゃくちゃ違和感でゴザル!殿頭イイでゴザル」

      「お前の頭が弱いんだと思う」

      「なるほどー!」

      いいのかソレで。

      色々考えたあげく、ゴワスはキャラに合わず、ナリはどちらかというと侍だと言い張られ、ドスコイは楽しかったが語尾じゃないとつっぱりならぬつっぱねられ、良い線に行ったニャンは可愛い系で婦女子をメロメロに出来るかっ となったが28歳には痛々しいにもほどがあると冷静になり断念。
      そして結局落ち着いたのは。

      「ゴザルなんてどうでゴザルか!?」

      「イーネー」

      飽きていた。

      「ところでかき氷が溶けて薄まった氷りになっているぞ」

      「わあ!確かに薄まった醤油でゴザル、そんな観点なかったでゴザル、殿頭イイでゴザル!でも単位が足りないで卒業危ういでゴギャー」

      久々に派手に蹴りました。


      続くの?

      天寺英太郎 * 殿と黒装束 * 15:37 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

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